Kyash Meetup #7に参加してきました
Kyash Meetup #7
We are Kyash Direct 2019/11/14@Kyash
KyashさんのMeetupに参加させていただいたのでそのメモ。 最初にCTOの方からKyashやKyash Directについての説明があり、その後、各エンジニアのLTセッションがあって最後に懇親会という流れだった
LT 1 : Welcome to Kyash! by 椎野 孝弘さん
- KyashDirectのエンジニアは4人
- 全員サーバサイドエンジニアでフロントエンド専任はいないとのこと
- ビジョンは価値移動のインフラを作る
- お店や人々、そしてお金などの移動をスムーズに行うことでよりよい世の中にしていく?
- これまでの主な歩み
Kyash Directとは?
Kyashの特徴
- イシュイング
- Visaカード発行ライセンス、前払い式支払い手段を取得
- プロセッシング(決済処理)
- アプリケーション
- イシュイング
Kyashの今後の展開
LT 2 : 知識0からはじめる決済処理 by 松雪 俊さん
カード決済について
- 請求的なことはクリアリング(売上確定)という ※その他カード決済に関わる用語、事業の概略について説明されていました
アーキテクチャ
- DDD(clean architcture) & MicroService
- 各マイクロサービスはMessageBusで結合
- sagaによる補償トランザクションで一貫性を確保
質問であがった内容
LT 3 : サーバーサイドエンジニア集団のためのElm by 鈴木 亮太さん
- 管理画面について(Elm製)
- Elmは静的型付け関数型のJS
- アーキテクチャ
- TEA(Model -render-> View -message-> Update ---> Model)
- Elmのメリット -> 考えることが減る。サーバサイドエンジニアばかりのKyash向き(フロントエンジニアはいない)
- Kyashでもtech lunchがあるらしい
LT 4 : 入門Certificate Transparency by 村上 孝則さん
質問で上がった内容
- なぜ".co"なの?
- kayash.comはすでにインドの会社に取得されていて使えなかったため
懇親会
サービス設計について
- 法律や専門知識など関わってくるところもあるのでリーガルやエンジニアなどみんなでわっと集まって話したりしているのか?
- そういうフェーズもある
- 最初のフェーズではマネージャーなどが集まって決めている? ※ここよく分からなかった・・
- 法律などはかなり専門的な知識が必要になるので、その辺りはもちろん気を払って対応している
- そういうフェーズもある
- 法律や専門知識など関わってくるところもあるのでリーガルやエンジニアなどみんなでわっと集まって話したりしているのか?
インフラ
- AWSを使っている。現状はKuberntesマネージドなどは使っていないとのこと
- KyashDirectの開始でだいぶ収益も上がってきた
- 歴の浅いメンバーも多い中で情報やドメイン知識などのナレッジ共有はどうやっている
- 入社前の推薦図書があり、入社前にそこで最低限の知識はためておく
- 人数も少なく風通しも良いため気軽に質問できる雰囲気がある
- ドキュメントなどが整備されていないため、新規のメンバーなどがドキュメント化などのアウトプットをしつつ学んでいく
- その他
- 当日の参加者には入社予定の方やカジュアル面談を経て参加されている方もいた様子
- 大半のエンジニアがここ1〜2年以内に入社されたメンバー
感想など
まずはオフィスが意外にもオープンな雰囲気があり、当初のイメージや金融周りの事業のイメージとだいぶ違った感じのオフィス、組織だなと感じた。 また、今回の登壇者の方々は全員、入社半年以内ということだったが事業やサービス、決済に関する知識をしっかり持たれていて、技術力だけではないエンジニアが揃っているのだなという印象を強く感じた。 それと同時に、メンバー皆Kyashのサービス愛もすごく感じて良い雰囲気の会社、チームだなというのも伝わってきました。 その影響もあってか懇親会もとてもフランクで話しやすい雰囲気でLT含めてとても良い時間を過ごさせていただくことができました。
LTのアーキテクチャの話が今回は一番興味がある話だったので、DDD+マイクロサービスを使っていることやSagaパターンを利用していることが知れた一方で、 モデリングや設計、運用についての話ももっと聞きたかったなというのが心残りでしたが、とても良い機会でした。ありがとうございました!