だらだらと思いついたこととか書くブログ

エンジニア的なネタとか備忘録とかを書いていく予定

最近の仕事や環境で思っていること

昨年の2月中頃からリモートワーク中心になり1年強。

この1年で所属しているチームのメンバーが変わったり、様々なタスクやプロジェクトを進めたりと日々過ごしていく中で、当然ながら色々感じたことや思うところがあった。

近々チーム内での振り返りをしましょうという話があるが、まずは自分が感じていることなどを一度整理してみたいと思っていたこともあり、 思いついたことなどをつらつらメモがてら書いてみます。

ずっとアタマにはあったけどここで急にやってみようと思ったのは、アジャイルな開発とチームづくりの内容に触発されたのがきっかけの1つ。

チームとプロジェクトの進め方について

チームはバックエンドのAPI開発・運用を担当しているチーム。

メンバーは7人いて、ここ1年くらいで新しくチームに加入してくれたメンバーとそれ以前から在籍しているメンバーが半々くらい。

2週間スプリントでアジャイルで開発を進めているが、担当プロダクトはSoRでわりとウォーターフォールよりな開発が必要とされている部分が多いように感じている。

主要な登場人物としては、PO(Product Owner)と開発チームメンバーがおり、POは1人で複数プロダクトを兼任しているような体制。

開発は複数プロジェクトをチーム内で分担しながら進めているような状況。

チーム内でリーダーという役割・肩書の人はおらず、ファシリテート役をローテーションで回すなどしている。実質、リーダー的な役回りをしてくれている人がいたりもするが、その人にだけ負荷がかからないような仕組みづくりができるようチーム内で心がけている。

最近の取り組みや役割について

以前はチーム全体で複数プロジェクトで必要な対応をばーっと並べて、進めたいタスクを取っていきやっていくスタイルだったが、複数プロジェクトを並行して効率的に回していくための取り組みとして、プロジェクトごとに主担当とサブ担当みたいな割り振りをして、各自で担当プロジェクトの対応を中心にタスクを取っていき進めていく手法を採るようにしていきましょうという話になっている。

また所属チームは開発・運用はもちろん、プロジェクトの優先順位の調整や要件定義、プロジェクトリードのような立ち回りも担っていることが多い。

最近感じていることや課題

プロジェクトの進め方と役割分担

前述のようにプロジェクトに対しての関わり方を変えたことで、以前に比べてそれぞれのプロジェクトに専念できるような仕組みづくりとなってきた一方で、テックリードやマネージャーなど役割の人がいないため、プロダクト全体や他プロジェクトとの関係などに気を配る人、というのを役割として明示的に担っている人がいない状態となっている。

そのため中心的に動いてくれている人や、やれる人が全体の把握などを"暗黙的にしている"という状態になっている。

この暗黙的というのが難しく、出てきた課題をどうするか、ここからどうプロジェクトを進めていくかなどといった、プロジェクトを進める舵取りをしていく中での"関係者"を誰にするか、というところなどで頭を悩ませる場面もたびたびあり、結果としてチームがうまくスケール出来ていないのではと個人的に感じる場面がある。

かと言って、そこを完全に分業してしまうと、全体を把握できるメンバーが新たに出づらくなる、担当プロダクトの全体感が見えづらくなるという弊害もあるように感じているので、この辺りのバランスをどこに持っていくのか、というのが非常に悩ましい課題だと感じている。

プロジェクト内での役割と要求ハードルが高くなっているのではという危機感

次にプロジェクト内での役割についてだが、暗黙的かつ必要に応じて担当している"役割"みたいなものが大きく、あるプロジェクト内でのあるプロダクトの担当メンバーという立ち位置だけでなく、プロジェクトリード的な立ち位置も一緒にこなす必要が出てくる場面がたびたびある(というより増えてきている)。

これにより"主担当を持つこと"に対して心理的なハードルも高くなってしまっているように感じている。

今後について

プロジェクトの進め方と枠割分担については、今後も手探りで進めていきながら「ちょうど良いバランス」を模索して、調整しての繰り返しでやっていくのかなという感じ。

ここに書いていること、想っていることは個人的な主観たっぷりの考え方なので、他の人達がどう感じているのかなどはちゃんと聞いてみたい。

プロジェクト内での立ち位置などについても、個人的な考えなので、これが自分だけの意見か、他にも同様の課題感を持っている人がいるのかは一度ちゃんと確認しておく必要がありそう。

その上で"やっぱりこの課題があるしなんとかしなくては"となった場合は、「では、何がいま一番解決したい課題なのか」を探っていくところから地道に活動していくのかなと想像している。

年齢的にもそういった立ち回りをしていくことも求められていると思うので、よい"チームづくり"を実践していけるように取り組んでいきたい。